アクが強い

先月築37年越えの木造住宅のリフォームをしていました。

少し現代風にするために、和室の一部屋を洋室に変更することに。

それに伴い、壁面を全面的に塗装することになりました。
こちらの和室は構造材として使っている柱をオモテ面に出す真壁造でしたので、
本来はその柱を際立たせているのが特長です。

しかし、洋室変更に伴い、その柱を含めて、和室色を拭うために塗っていくことにしました。

BEFORE

1.賃貸人退去後の気持ちが暗くなる和室

PROCESS

2.アク止めシーラーを塗ってからの上塗り1回目
3.アクが強すぎて、上塗りした塗料から出てくる、出てくる…アク
4.上塗り回数を重ねて、アクを止めたい、止めたい…まだ出てくる、出てくる…

AFTER

5.回数重ねてようやく目立たなくなりました。

 

アク止めシーラーの回数を通常より重ねておけば、出てこない問題ではありました。

「普通なら大丈夫なのに、37年越しのアクは、強いんだな〜=3」

そう、心の中で思っていました。

「アクが強い….」

アクが強いという表現は、人物の性格・キャラクターを表すもの。
木部のアクというのは、年数を隔てた汚れやヤケですが、
年数を経て出てくるアクの強い人間を彷彿とさせました。
塗っても、塗っても、出てくる、出てくる…
アクの強さ。

はい、実感しました。
身近な生活での実体験を体現した言葉の深さに圧巻。
建築は住まいに関わることがあるので、結構意識してみるとありますよ。

いい意味で、アクの強い、塗りこまれない精神で、
お仕事していきたいと思います。